PX-MLT5PE 導入 radi-sh編 TVTest 0.9.0
- 2019.02.15
- PX-MLT5PE

私はこちらを参考にx86でTVTest0.9.0とEDCB xtne6f版をVS2017でビルド(x86)しています。
https://enctools.com/tvtest-vs2017-build/
https://enctools.com/edcb-vs2017-build/
Visual C++ 再頒布可能パッケージ
Visual Studio 2017 の Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージ(x86)をダウンロードしてインストールします。
ダウンロード
GitHubからBonDriverをダウンロードします。
https://github.com/radi-sh/BonDriver_BDA/releases
https://github.com/radi-sh/BDASpecial-IT35/releases
「BonDriver_BDA-2019-02-02.zip」と「BDASpecial-IT35-2019-02-02a.zip」をダウンロードして展開しておきます。
BonDriverの配置
「BonDriver_BDA-2019-02-02.zip」 の中身を確認しましょう、「x86\Release」の中に以下のファイルがあるはずです。

これを「BonDriver_PXMLT5PE.dll」にリネームして使います。
「TVTest.exe」と同じディレクトリにコピーします。
IT35.dllの配置
「BDASpecial-IT35-2019-02-02a.zip」の中身を確認しましょう。
「BonDriver_PX_MLT5PE.ini」と「x86\Release」の中の「IT35.dll」を使います。
この2つを「TVTest.exe」と同じディレクトリにコピーします。
カードリーダー
私はPX-MLT5PEの内蔵カードリーダーを使用しておらず、外付けのカードリーダーを使用しています。
使用しているカードリーダーはこちらになります。
もし内蔵カードリーダーを使用する際は、「WinSCard.dll」と「WinSCard.ini」をBonDriverと同じディレクトリに配置します。
「WinSCard.ini」を開いて、「TunerFriendlyName」を変更します。
1 |
TunerFriendlyName="PXMLT5PE Multi Tuner Dual Mode ISDB BDA Filter #0" |
一応動作確認をやってみましたが、内蔵カードリーダーは動作しないようです。
外付けのカードリーダーの使用をおすすめします。
TVTestの設定
TVTestを起動して、画面を右クリック「設定」から「一般」を選択して、「指定したBonDriver」のリストから使用するBonDriverを選択します。

続けて、「チャンネルスキャン」を選択します。
PX-MLT5PEは地デジの一部チャンネルで、チャンネルロックに異様な時間がかかる(最大で120秒という報告があります)という現象があるので、「チャンネルスキャンの詳細設定」から、「チャンネル切り替え後の待ち時間」「チャンネル検出の最大待ち時間」をそれぞれ「10秒」に設定します。
※標準の最大値は10秒ですが、TVTestのソースを編集して最大120秒まで延長する方法もあります。

「OK」で閉じて、「スキャン開始」をクリックします。
「UHF」「BS」「CS110」と、それぞれチャンネルスキャンを実行して、すべてのチャンネルを拾うことが出来たら完了です。
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